運動療法
有酸素運動は必要である。1日30分以上。
私は、8月から早朝ウォーキングを開始。
1日20分約2Kmをできるだけ歩幅を広くして早めに歩いている。
朝の30分以上は辛いところだ。
高血圧治療ガイドライン2004より抜粋
(専門用語が多く理解しにくいですが、ポイントは太文字にしました。
また、用語集を補完していきます。)
一般に運動をする人は血圧が低く、運動療法は降圧に効果がある。
これに加えて、身体活動度の大きいものには肥満が少なく、
血清脂質レベルも適正で、心血管病の危険因子が少ないという。
実際、運動はインスリン感受性を亢進することから、
メタボリックシンドロームの病態を改善することが期待できる。
運動の種類としては、有酸素運動である軽度の動的な等張性運動
(例えば、早歩き、ランニング、水中歩行など)がよい。
軽度の運動とは最大酸素摂取量の50%くらいの軽い運動である。
その理由は、強い運動の方が運動中の血圧上昇が顕著であり、
同じ運動でも運動強度が強いと無酸素運動となる可能性が
あるからである。
また、運動量としては1日30分以上、できるだけ毎日の定期的
な施行が適当である。
(最近の報告では身体活動の少ない軽症高血圧患者では比較的
少ない運動量であっても降圧を認めると言う報告があるので
、これを達成しない運動でも効果が得られる可能性がある。)
このような運動を続けると10週間で50%の者は
収縮期血圧20mmHg以上、
拡張期血圧10mmHg以上の降圧を認め、
平均降圧は10/6mmHgであるという。
ただし、対象者としては血圧値で中等症以下の心血管合併症の
ない高血圧患者が妥当であり、特に心不全、虚血性心疾患、
脳卒中などの心血管病を有している患者では、運動中の血圧
上昇による心血管事故の可能性があるので、
事前にメディカルチェックを行い、禁止あるいは制限などの妥当な
対策を講じる。
また、腎機能障害のあるものは日本腎臓学会の「腎疾患患者の
生活指導・食事療法に関するガイドライン」に準じて禁止ないし
制限を行う。
なお、軽度の有酸素運動は高齢者においても合併症なく降圧
したという報告があるので、単に高齢であるからといって運動を
制限すべきではないが、運動療法開始前に心血管病の有無を
確認すべきである。
