血圧を上げる薬について
知らずに血圧を高くする薬剤を服用していないかチェックしよう。
血圧の薬とは関係なく、しかも血圧を上げる作用のある薬が
たくさん出回っています。漢方薬の中にも、血圧を上げる
作用があるものがあります。
1.アドレナリン系統の薬剤(そのものずばりの昇圧剤でもある)
・フェニルプロパノールアミン(PPA)含有薬
(現在では市販されなくなっている)
・鼻詰まりの薬
(血管収縮剤・・エフェドリン系、プソイドエフェドリンなど)
・咳止め(エフェドリン系)
・かぜ薬(エフェドリン系)
・喘息の薬(アドレナリン系=β作動剤)
・漢方薬
(麻黄、小青竜湯など・いずれもエフェドリン系薬剤が入っている)
・昇圧剤(ずばりそのもの・エホチールなど)
2.抗炎症剤、解熱剤
(血管収縮作用があるため血圧が上昇するが、低下する事も
少なくない)
・非ステロイド抗炎症剤
・解熱鎮痛剤
(非ステロイド抗炎症剤は解熱鎮痛剤としてもよく使われる)
・ステロイド剤、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)
・甘草、グリチルリチン
3.ステロイド以外のホルモン剤、ホルモン代謝剤
・甲状腺ホルモン
(一般的に最高血圧のみ上昇、最低血圧はむしろ低下する)
・インスリン及び経口血糖値降下剤
(低血糖時にアドレナリンが出るため)
4.精神・神経系薬剤及びその類似薬剤
(血圧が下がることも、上がることもある)
・三環系抗うつ剤
・SSRI(うつ病、パニック障害用の薬剤)
・抗精神病剤(フェノチアジン、ブチロフェノン剤など)
・制吐剤(メトクロプラミド)
・抗潰瘍剤(スルピリド)
・ある種の抗ヒスタミン剤(オキサトミド)
5.抗パーキンソン病剤
6.アルツハイマー用剤
7.片頭痛用剤(すべての血管を収縮する作用がある)
8.輸血・血漿代用剤
(ナトリウム過剰、浸透圧過剰により血圧が上昇しうる)
9.その他
・抗がん剤
・造影剤
・麻酔剤
・経口避妊剤
・麻酔拮抗剤など
「高血圧は薬で下げるな!」浜 六郎著より
