便秘がちで、肩こりや頭痛のあるとき 大柴胡湯(だいさいことう)
肝臓は、外から入ってきた体に有害なものや、体内で作られた
毒素を解毒する働きのある臓器です。
ですから、肝臓が弱って解毒作用が十分に出来なくなると、
毒素は体内をめぐってあちこちに悪影響を及ぼします。
肝臓の話をしたのは、ほかでもありません。
肝機能の障害によって起こる高血圧があるからです。
大柴胡湯は、常に便秘がちで、頑固な肩こりや頭痛を伴う
高血圧に良く効く漢方薬です。
特に体力があり、体格もがっしりしていて、たえず口が渇いて
吐き気がしたり、みずおちの両側にかけて、押すと息がつまるような
抵抗感と圧痛がある人に向いています。
大柴胡湯に含まれている生薬は、柴胡(さいこ)、半夏(はんげ)、
生姜(しょうきょう)、黄岑(おうごん)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)、
枳実(きじつ)、大黄(だいおう)の8種類で、このうち柴胡と黄岑には
解熱作用があり、息がつまるような抵抗感と痛みを取り除いてくれます。
枳実は消化を助け、芍薬と協力して胃腸の調子をととのえます。
半夏と生姜は吐き気を止め、大黄には便秘を治す働きがあります。
「血圧が下がる100のコツ」主婦の友社編より
降圧剤等服用中の方はかかりつけの医師とご相談の上、
ご使用を検討下さい。
