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紅花(コウカ)

 エジプト原産のキク科二年草。古くから南ヨーロッパから中近東、インド、中国などで栽培され、日本には奈良時代に渡来した。韓呉藍(カラクレナイ)とか「末摘花」(スエツムハナ)などとも呼ばれており、古くから紅花(ベニバナ)として口紅や染料など用いられた。ベニバナの種子からとる油はサフラワー油(ベニバナ油)としてサラダ油やマーガリンなどの原料として用いられている。

 成分にはフラボノイド、ネオカルタミンなどが含まれている。効能は血圧降下作用や免疫賦活作用が知られている。漢方では活血作用としてさまざまな血の症状に用いる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベニバナ(紅花、英名 Safflower)とは、キク科ベニバナ属の植物。末摘花(すえつむはな)ともいう。

 花を乾燥させて染料や着色料(食品添加物、化粧品の口紅)の材料とする。また、乾燥させた花は、紅花(こうか)という生薬名であり、日本薬局方にも収録されている。これには、血行促進作用があり、養命酒などに利用される。種子から油をとって食用(サフラワー油)としたり、石鹸にしたり東洋医学では塗る灸の『紅灸』として使用されたりする。

 山形県は主な産地であり、ベニバナが県花になっている他、河北町 には、「紅花資料館(べにばなしりょうかん)」がある。

 ベニバナの花の色は黄色である。紅色にするには花を摘んですぐに水にさらして乾燥させる。これを何度も繰り返すと紅色になる。つまり、ベニバナの花には、水に溶けやすい黄色の色素と水に溶けにくい紅色の色素が混在しており、水にさらすことによって分離するのである。

 紅花染めは、水にさらして乾燥させた花を水に含ませて餅つきと同じ方法で杵でついた後、丸餅の形にして乾燥させた状態の紅餅(べにもち)を灰汁の中に入れてかき混ぜた状態にしたのち、衣類を漬け込み(一次染め)水にさらす(灰汁はアルカリ性の液なので苦く、色もオレンジ色に仕上がる)。次に、紅餅入りの灰汁に烏梅を少量加えたものに漬け込み(二次染め)水にさらす(烏梅はクエン酸の多い酸性の液体なので酸っぱく、色も赤みが加わってくる)。さらに、烏梅を少しずつ加えて配合を変えながら何度も染め上げて水にさらし乾燥させると完成する。このような手間をかけるのは、色が中に染み込みにくい特性を持つからである。


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