杏仁
杏仁とは杏の種の核のことです。
中国で仁(じん)というのは日本語で種をさします。
杏仁には二つの種類があり、ひとつは『北杏仁((きたあんにん)』といい、『苦杏仁(くあんにん)』とも言います。もうひとつは『南杏仁』といい、『甜杏仁(てんあんにん)』とも言います。
食品として取り扱いが許されているのは『南杏仁』『甜杏仁』であり、苦杏仁は漢方に属します。南杏仁は中国の中南部に分布していることからこの名がついたといわれていますが、南杏仁は他の国でも分布が確認されています。
別名『甜杏仁』の甜という文字は甘いという意味で、その字のとおりほんのり甘さを感じます。この甘さは、一度味わったら不思議に忘れられない懐かしさを覚え、その香りと共に広く人々に支持されるものです。杏仁は茶色の皮でくるまれていて、アーモンドに似ていることから、中国ではアーモンドと呼ぶこともありますが、全く種類の違うものなのです。
